今日は、子宮の自律神経調節についてです🌸
「鈴木郁子 編著:やさしい自律神経生理学,中外医学者」によると、
子宮には副交感神経、交感神経、求心性線維が分布しているとされています。
子宮支配の副交感神経は、下部腰髄と仙髄から出て、
骨盤神経を通って子宮体部と頸部に分布し、
交感神経(下腹神経)は、腰髄から出て子宮体部と頸部に分布します。
副交感神経を刺激すると、
子宮の血流は増え、
副交感神経に含まれる無髄神経が興奮すると、
子宮の血流は平均で安静時の125%まで増加するそうです👏☺
一方、麻酔したラットの交感神経を電気刺激すると、
子宮体部の血流が減少すると言われています😢
交感神経に含まれる無髄神経が興奮すると、
子宮血流は平均で安静時の70%まで減少するそうです😢
したがって、
子宮血管は副交感神経による拡張性の調節と、
交感神経による収縮性の調節を受けていると考えられます☝
本書では、
「ストレスなどで、緊張状態が持続することは、
子宮血流の持続的低下をもたらす結果となり、
健康な胎児を育てる上で悪影響をもたらすことに留意すべき」とされています。
個人的な私の体験から行くと、
月経周期の中でも、ストレスが多かったり、冷えがあるときは、
月経痛がひどくなる傾向にあります💦
(逆に、ストレスケアして温めている時は、月経痛が少ない傾向にあります☺)
日頃から、自律神経を整え、健やかに過ごしたいものです🌸
来週6月15日(金)から
産前産後コースセミナーが始まります☺
ご興味のある方は、ぜひご参加お待ちしています✨