こんにちは。漆川です。
今日は子宮内膜症についてのお話です。
『子宮内膜症』
これは、性成熟期の女性に多くみられ、
器質性月経困難症の一つと言われています。
子宮内膜症とは、月経が子宮以外の部分で始まる病気です。
(顆粒球過剰の)交感神経優位による病気と言われています。
月経血は排泄なので、副交感神経支配下にあります。
交感神経の緊張によって一部の月経血が子宮口から排泄されにくくなり、
排泄しやすい卵管を通って腹腔内に逆流することが始まりと言われています。
月経血の中に含まれている子宮内膜細胞が浮遊し、子宮以外の場所で生着すると
子宮内膜と似た組織を作って広がっていくそうです。
すると、生着した場所で月経が起こるというわけです😢
(安保徹:安保徹のやさしい解体新書,実業之日本社)
では、私たちには何ができるでしょうか?
原因は、交感神経緊張によるものなので、
まずは自律神経を整えることが大切です☺
交感神経が優位になるようなストレスの原因をつかんで
副交感神経を優位にすることを心がけてみましょう。
ストレス対処の方法は、
人によって様々です。
まずは、自分がどんな場面でストレスを感じるのか?と
自分を知ることが大切です。
そして、そういったときに何をすれば自分はリラックスできるのか?
日々、ご自身の身体の声に耳を傾けてみてください。
きっと答えが見つかるはずです☺
次回のWHHC月経コースセミナーは、
・月経サイクル
・PMS症状(月経痛)
・機能性月経困難症
・器質性月経困難症(子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋症など)
・機能性月経困難症の対処法
などをお話しします。
自律神経の整え方についてのお話は、その次の回(第3回)になります。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。