2月17日にMNSHoldingsさまで
『産後の理学療法~理論と実践~』というテーマでお話しさせていただきました🌸
臨床での患者さんのため
産後の友人のため
産後の親戚のため
自身のため
遠くは関東から それぞれの想いを持たれてご参加いただきました。
妊娠するとダイナミックなからだの変化が起こります。
例えば、血液循環量が40%UPしたり、呼吸数も上昇、
出産の出血に備えて血液凝固系の亢進、もちろん筋骨格系の変化も☝
たくさん生理学的にも解剖学的にも変化が起こるけれど、病気のカテゴリーではないから
治療の対象になってこなかった。
それは、その変化は一過性であり可逆性であるからではないかと思います。
でも、不可逆的な変化もある。
それらが産後の諸症状の要因の一つとなる。
(あとは、可逆的な部分も産後の回復過程がある。その回復段階に合わせたサポートが必要)
そこを見逃さない。
そのためには、まずは生理学的・解剖学的にどんな変化が起こるかを知る必要があると思います。
臨床現場で患者さんをみるときに、その方の疾患について調べることと同じ。
まずは、妊娠出産がどんな変化をもたらすのか?
今回は、症候障害学の概念を用いて、
産後と言っても、何も特別なことではなく、現時点で行っている臨床での思考過程に変わりはないという
ベースの捉え方と、
あとは、産前産後に起こる特有の変化から
それをどう解釈するのか?リスク管理は?
といった基礎となる部分を中心にお話ししました🌸
後半は実技💡
今回は、実技ですべてのことをお伝えすることはできませんでしたが、
前半の理論が理解できていれば、
今現場でされている治療技術が十分に役立てられるのではないかと思います。
講演をするたびに、自分自身の課題に直面します。
テーマに合わせて情報をどう精査するか。
実技の展開も毎回悩みます。どの流れで行くのが良いのか?
投げっぱなしにならないようにと思いながら。
まだまだですが、試行錯誤しながらまた次に進みたいと思います。
ご参加下さったみなさま
主催くださった先生、ありがとうございました。
(当日は、北九州マラソンが✨おのぼりさん的に写真を撮ってきました)
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